それぞれの窓に適したスタイルのご提案

「ロフトのレースカーテンが破れてきたから新調しなければ。でも他に何かよい方法があれば・・・」というご相談を頂いたのは、築20年の住宅にお住まいのM様。はしごを上ったロフトに2カ所、向かって左側は傾斜窓です。

もともとシングルのレールがついているので、カーテンなら掛け替えるだけです。ご参考までにリネン素材の生地でコーナー2窓の御見積りをしました。けれど、よくよくお話をお聞きすると、

「そもそもそんなにカーテンの開け閉めはしていなかった。」
「プライバシー上、絶対にカーテンがなきゃいけないほどでもない位置の窓。」

ということならば、今回はこれを機に空間のイメージチェンジを図りましょうということで、バーチカルブラインド(縦型ブラインド)をご提案しました。カーテン同様傾斜窓にも対応でき、見た目もスタイリッシュ。ルーバーの角度調整で調光も自在にできます。先日取付工事に行って参りました。いつもの職人さんが手際よく仕上げて行きます。

  カーテンレールを撤去、ブラインド本体を天井面に施工

一枚一枚ルーバーを取付けます。

窓を開けて風を通すこともあるので、ボトムには標準仕様のコードを。ルーバーのバタツキを防ぎます。

  作業終了!板張りの天井や壁に優しく馴染みました。

  傾斜窓側のスソの長短は、すなわち天井面の傾斜の角度です。

住宅によって窓の形や条件はいろいろです。クラフトジャーナルでは、住まう方のお話をお伺いしながら、カーテンなのか、またはそれ以外のスタイルがより適しているのか、それぞれの特徴、メリット・デメリットもお話しながらご提案をしています。ご新築の場合はもちろん、そろそろカーテンを新調するタイミングの方は是非ご相談くださいね。おうちをリフォームするより簡単に、空間のイメージ一新できます。

ところで、このバーチカルブラインド、カーテン同様洗濯機でルーバーを洗えます。カーテンよりはちょっと・・・手間ですけれど!

家具から空間を考える暮らしの相談室
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written by イシイ